ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最終調整

ドイツ青少年音楽コンクール地区予選まであと1週間となった。音楽学校では、来週月曜日から金曜日までの連日18:30より練習発表会が企画されている。音楽学校の生徒でコンクール参加者は、この練習発表会に何度でも申し込める。最後の腕試しといったところだ…

風邪にお勧めドイツ風スープ

風邪をひき、医師の診断書を提出したので、今週は家でゴロゴロすることになった。いや、家で静養の間違い。外は雪、気温はマイナス。やっとドイツらしい冬になる。かかりつけの先生から、風邪をひいたときに食べるスープのレシピをもらってきた。材料 骨つき…

風邪をうつされずに済む方法

どうも風邪をひいてしまった。発熱はないが、喉に違和感があり、咳が少し出る。木曜日あたりからおかしくなってきたのだが、金曜夜と土曜朝にコンクールのためのリハーサルがあり、キャンセルできる状況でなかった。思い返すと先週の火曜日のレッスンで風邪…

止める理由、続ける理由

昨日は15歳になるJちゃんがレッスンにやって来た。彼女は小学校3年生の時からピアノを始め、現在はギムナジウムに通う9年生、来年度からは高校生になる年齢だ。現在のところ、ドイツのギムナジウムは8年制であり、週に3回ほど午後も学校の授業がある。上級…

新コンサートシリーズ

2019年の初演奏会は、ドビュッシーとシューマンで始まった。 文化予算が削減されていく中でも、音楽芸術を大切にするべきだという考えはドイツでは揺らがない。 2018年10月から、この街で新たなクラシックコンサートシリーズが始まった。 隔週土曜日の午後、…

個人主義の良いところ

冬休みが終わった。今日からまた仕事だ。午前中は大学に出勤、午後からは音楽学校でレッスンだ。大学生は当たり前だが手がかからない。ブログのネタにはなってくれない(笑)。彼らは今月末の発表会に向けて、きちんと練習している。ドイツ人の大学生は、所謂…

良い伴奏とは?

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2019年はどんな年になるのかな、とのんびりお正月三が日を過ごそうと思っていたのだけれど、今年も騒がしくなること間違いなし。それは一月二日、昔の生徒Nからの連絡で始まった。一月後に迫っ…