ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

本日は休講なり

体調を崩した。

数日前から食欲がなく、かと言って食べられないわけでもなく、鼻水が出てきたので今学期最初の大学のレッスンは本日休講にした。

数日前に学生たちと直接会って時間割を決めた時、病気の症状があったらレッスンには来ないように申し渡してあったところだ。

私が今休まなくてどうするんだい?

考えてみると、病気だから休むというのは当たり前のことなんだけれど、コロナのお陰でこの当たり前が徹底されつつある。

コロナ以前の例えば音楽学校では、その日の午前中には学校を病欠した子供が、午後には音楽学校のレッスンにやってくるということが多々あった。

もちろん親が子供を送り出しているのだ。

全く。

それがコロナの今、病状のある生徒は校舎内立ち入り禁止となっている。

当たり前なんだけど、当たり前でなかったよなとつくづく思う。