ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

メリークリスマス🎄

今年も何人かの生徒さんから手作りプレッツヒェン(クリスマスの時期に各家庭で作られる伝統的な焼き菓子)を頂いた。

ウクライナ人生徒のKによると、プレッツヒェンを焼くのはドイツ人だけの習慣だという。

驚いた私は、早速生徒たちにインタビューを試みた。

フランス人とドイツ人のハーフCは、これはドイツの伝統であるという。

フランス人はプレッツヒェンを焼かないそうだ。

クリスマスにフランスの親戚を訪ねるとき、ドイツのプレッツヒェンを焼いて来てちょうだいというリクエストが殺到するために、休暇前はひたすら生地を捏ねまくるという。

思い出したのがイギリス人のお母さん、何年か前に、イギリスのプレッツヒェンをプレゼントしてくださった、それがなんと日本で昔よく食べたチョコフレークにソックリの物だった!

ドイツだけの習慣ではなさそうだけど、よくわからないので来年またリサーチしてみよう。

ところで、子供の頃に読んだお話の中にはよくクリスマスのご馳走の描写があった。

テーブルの上にはガチョウの丸焼きやらありとあらゆるご馳走が湯気を立てて、という感じのやつだ。

ドイツ人の一般家庭では、クリスマスイヴにはソーセージというのが結構な割合で伝統的な料理らしい。

それにジャガイモのサラダとかザウアークラウトがつくらしい。

初めて聞いた時は目が点になった私だが、しかしクリスマス特製のソーセージらしい。

クリスマスイヴに合わせてお肉屋さんが特別に作ってくれるのだとか。

年に一度のこだわりのソーセージがドイツの伝統らしい。

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