ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

バーベキューパーティー

毎年7月には年度末恒例、音楽学校での慰労会とでもいうイベントがある。

学校の教員と事務職員で楽しむバーベキューパーティーがそれだ。

校長から飲み物とメインのお肉、ソーセージなどの差し入れがあり、その他は有志各位による持ち寄りの手作りパーティだ。

腕によりをかけて得意料理を披露してくれる人もいるし、男性教員も自作の料理を差し入れてくる。

こだわりの無農薬自然栽培のサラダを持ってくる人もいれば、外国出身の先生方はインターナショナルなメニューをお任せだ。

普段知る由もない同僚の素顔がここでも垣間見れる貴重な機会だ。

私はスモークサーモンの押し寿司を初披露した。

日本食は一度も食べたことがない派と、お寿司大好き派の真っ二つに分かれ、なかなか面白かったな。

私は日本食は無理!という人もいれば、「お醤油って知ってる?」と聞かれて当たり前だ!と憤慨する人も😆!

デザートは絶対欠かさないドイツ人、何種類ものケーキが並ぶ。

ドイツ人は本当に手作りが好きなんだなと感心させられる。

納涼お疲れ様パーティーをレストランでするから会費徴収します、と言っても、誰もこないと思うよ、ほんと。

その他、今日が誕生日当日の先生が、みんなに乾杯のSektスパークリングワインを振舞ってくれた。

天気にも恵まれ、夜になっても爽やかな気温で、午前様になった。

今週が終わればバイエルン州もいよいよ夏休み。

来年度に向けての調整はもうとっくの昔に始まっているどころか、一段落もうついちゃってるのが現状だ。

毎年6月中旬にオープンスクールが行われるのだが、入学申し込みはその前の5月ごろに始めないと、9月からのレッスン開始には間に合わない可能性もある。

現時点で授業時間一杯になった教員もたくさんいる。

保護者の皆さん、夏休みが終わってからの申し込みでは、完全に出遅れますよ!