ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

発表会

クリスマス発表会の日程が決まり、会場の予約も取れた。

音楽学校では、私は毎年一年に2回発表会を企画開催する。

クリスマス直前と夏休み前だ。

万霊節のお休みが終わった頃からクリスマスまでの6週間、低学年の生徒たちは毎年ひたすらクリスマスの歌を弾きたがる。

ドイツの伝統的なクリスマスのメロディから知らない人を捜すのに苦労しそうなジングルベルまで、宗教や人種の違いを乗り越えて、子供たちはみんな面白いほど一生懸命だ。

少しは世界平和に貢献してるかしらん?

さて、今回の会場は市立博物館内のバロック様式の広間だ。

少しアンティークにも見えるグランドピアノが設置されている。

クリスマスにはピッタリの雰囲気。

音楽学校を通してホールを予約し、会場設営に出向く必要はない。

日本では、発表会用に会費がかかると聞いた。

具体的に、何にお金が必要なのだろうか?

今度、日本で同業の友人に聞いてみようと思った。