ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

JuMu Landes その五

コンクール参加者に付き添って遠くまでやってきたら、その土地のビールを飲んで郷土料理も楽しんでみたいもの。

今回はバイエルン州内のオーバーフランケンと呼ばれる地域にやって来た。

予めネットで調べておいたのは、シュニッツと呼ばれる牛肉入り野菜スープと牛肉で作られたソーセージ、それに混ざりもののないレバーケーゼの3品だ。

ネットではシュニッツにはキノコが入っていると書いてあったが、私が食べたのはキノコ無しだった。

ペンションのおばさんによると、キノコは別に入れなくてもいいそうな。

この日は一日中雪のちらつく真冬日。

凍えた身体を温めるのにうってつけなシュニッツ!

五臓六腑に染み渡るとはこのことだ。

お代わりしたかったなぁ。

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残念ながら牛肉の焼きソーセージにはお目にかかれなかったが、ソーセージのスープ煮を試してみる。

同じバイエルンでもここではソーセージにカラシはつけないでいただくらしい

ふーーーん、面白い!

レバーケーゼは目玉焼きの下に隠れている。

色もピンクではなく、黒っぽい。

引きずり出して一口試してみると、レバーの味そのもの!

他の地域でレバーケーゼとして食されているものは、フライシュケーゼという、レバーとは関係ない別物なのだそう。

いやーそうだったのかー!

普段は私はレバーケーゼ、いや、フライシュケーゼなど食べないのだけれど、ご当地名物は大いに試す価値あり!

私の知らない世界を見せてくれた!

ビールは黒ビールとピルス、その他濾過される前のZoigl というご当地ビール3種類を頂いた。

ドイツのビールは何処へ行っても本当に美味しい!

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