ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

ドイツ青少年音楽コンクール州予選 JuMu Landes 2019

2週間前の今日、今年のドイツ青少年音楽コンクール州予選進出を決めた地区予選一位入賞者による演奏会が地元で行われた。

弦楽器、打楽器のソリスト、ピアノトリオや古楽アンサンブルなど多岐に渡るプログラムだ。

毎年行われる入賞記念コンサートは、地元の指導者や生徒たちとの交流会のようでもあり、非常に興味深い機会である。

そして丁度一週間前、私の勤務する音楽学校から州予選進出した生徒たちは、一般公開の演奏会を開催した。

さて今日からJuMuバイエルン州予選がホーフHofで始まった。

実は私も来てしまっている!

私の昔の生徒Nに関する記事は地区予選で紹介した通り。

今年は私はNの伴奏をする同僚ピアニストの譜めくり専任だ😆。

たかが譜めくりと侮るなかれ!

譜めくりがいないと演奏できない曲っていっぱいある。

しかも譜めくりしてくれる人がいるかどうかわからないという事態は、ピアニストにとって、これほど心臓に悪い状況はないと言っても過言ではない。

6年前、Nがまだ12歳だった時、私は彼女の州予選を伴奏した。

その時、バイオリンの先生が同行できなかったため、譜めくりしてくれる人が誰もいなくて、演奏時その場に居合わせた知らない人にいきなりお願いするというとんでもないことをやってしまった。

あの時のおじさん、ありがとう!

お陰様で当時のNは、25点満点を取ったのだった!

さて明日の本番が楽しみだ。