ドイツのピアノ教育見聞録

ピアノのレッスンを通して覗いたドイツ事情と試行錯誤の日々の記録。

コンサート 12月12日18:30

ピアノ連弾の演奏会が終わった。

私が住む市の「水曜日のクラシック」シリーズに、毎年恒例行事のように参加させてもらっている。

今年から半民営のような形態になったらしいけれど、今までと同様に毎週水曜日の夜6時半から1時間ほど、無料でクラシックのコンサートが楽しめる企画だ。

地元のオーケストラのメンバーなどを中心に若手からベテランまで、毎週様々なプロの演奏家が登場する。

広報から会場設営、プログラム作成に本番での進行まで、全て市の職員の方のお世話になるので、出演者は演奏だけに集中できる。

会場自体は収容人数100人程と決して大きくはないが、演奏者と聴衆の距離がかなり近いので、演奏後には聴衆の方から直接お話に来て下さったり、質問を浴びせられたり、聴衆の皆さんも臨場感を楽しんでおられるようだ。

開演前に客席を覗いてみて、私と面識のない方々がたくさん聴きに来て下さっているのを見ると、感謝の気持ちでいっぱいになる。

毎年来てくださる方も何人かいらっしゃるような気がする。

今日も舞台に立てることに感謝して、私自身が楽しんで演奏できますようにと呟いてから、一歩踏み出した。

 

プーランク作曲 「4手のためのソナタ」

l    前奏曲

II   田舎風に

III フィナーレ

 

ドビュッシー作曲「6つの古代碑銘」

1  夏の風の神、パンに祈るために

2 無名の墓のために

3 夜が幸いであるために

4 クロタルを持つ舞姫のために

5 エジプト女のために

6 朝の雨に感謝するために

 

ラヴェル作曲「ラ ヴァルス」

 

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